ブレイクアウト投資法銘柄選びの仕方は?

ブレイクアウトしそう、ブレイクアウトする確率が高そうな銘柄はどうやって探すのか?私が実践しているのはまずはテクニカルの部分から見ていくこと。チャートの形を見て取引するかどうかの候補に入れていきます。この作業はとても簡単です。過去数日だったり、数週間だったり、数か月からの現在までのチャートの動きを見て判断します。

ではそのチャートの形はどうやって探すのか?

例えばこんなサイトから今日高値を更新した銘柄を見ます。

高値更新を探す

表示されるのはその日に高値を更新した銘柄です。値動きが強いということでもありますが、次の日も続伸するかどうかはわかりません。高値更新の達成感から次の日以降は値を崩していくことも珍しくないですからね。ここでブレイクした銘柄は簡単に見つかるので、1週間~2週間等ここで候補銘柄をストックしておくことをおすすめします。

そうすることで数週間前、数日前に高値を更新した後ずるずると値を下げて再びボックスを形成していたりして狙いを定めやすい位置に株価がある可能性の高い銘柄に再び出会うことができます。候補銘柄を発見して絞って、実際に買い出動するまでには時間がかかるのは当然だと思っておいて問題ないですかね。自分が狙ってるチャートの形に近づいてくる、狙っているチャートの形になるまでただ待つのみです。

日足は必ず、できれば週足もチェックしていきます。そして、過去1年~2年の間の高値を抜けるとき、ここ数か月間での前回高値を抜けるとき、ここ数週間、数日の期間での高値を抜けてきそうな銘柄を狙うわけです。意識されていそうな部分の高値、前回の高値を更新しそうな強い銘柄に狙いを定めます。数日前の高値よりも数週間前の高値、数週間前の高値よりも数か月前の高値を超えるときの方が信憑性は高いような感じがします。例外は数多くありますけどね。

銘柄例

2020年5月7日現在

4025 多木化学 4307 野村総合研究所 6383 ダイフク 3038 神戸物産 3565 アセンテック 3694 オプティム

3837 アドソル日進 4476 サイボウズ 6035 IRジャパン 3998 すららネット 等々

 

前回の高値から次のブレイクチャレンジまでの期間が短いと信憑性が低いとも言われていますが、同じように上昇する角度が急すぎるときも用心しておく必要があります。入ってみたもののブレイクできなかった場合や、ブレイクアウトしても僅かに上に抜けただけでその後は売り圧力に押されて下がってしまうことも多くあります。そういった場合には潔くミスを認めてロスカットできれば問題ないことです。上手くブレイクアウトしなかったときを想定して、ロスカットルールを設定していないと痛い目に合う危険性が大幅にアップします。

また、そこまで重要視していることではないですができれば避けておきたい銘柄もあります。それが出来高が少ない銘柄。毎日全然値動きがなくいつまでたっても上下どちらにも動かない。他にも、出来高が少ない銘柄の場合には売りと買いの板に値段の開きがかなりあったりして全然値が動かないからです。自分の希望する値段で買えない、売れないということが起こってしまいます。
仕方なく板に売りが出ている高い値段で買う羽目になる、仕方なく買いが出ている安い値段で売る羽目になるなんてことに。それでも利益が出ていれば得には問題にならないのですが。

チャート同様に考慮したいのがファンダメンタル

テクニカル面だけでも今後上昇する可能性が高いであろう銘柄を探すことは上記の通り可能なのですが、業績が特に良いわけでもなく、むしろ業績は悪いのに一時的に急上昇しただけの場合や、テレビや雑誌等で、巷で人気の商品やサービスがメディアで紹介されたりしたときに値が吹き上がっただけですぐに急落する銘柄も多々あります。

保有する期間が短いデイトレードをするのであれば重要なことではないかもしれませんが、数日、数週間、数ヵ月と保有する場合にはこういった銘柄を取引するのには注意が必要です。

こういった銘柄には手を出さず、チャートの状況に目を付けた銘柄を購入する前には必ず業績が良いことを確認する必要があります。では業績が良い銘柄とは何を見て判断するの?難しい言葉を理解しなくても大丈夫!数字を見ることにはなりますが決して難しいことではありません。これに関しては別の記事で紹介したいと思います。

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