損切(ロスカット)トレード例

気になる銘柄を買ってはみたものの期待していたのとは逆の動きを見せ、ロスカット(損切)せざるを得なかった取引を掲載していきます。損した内容を掲載するのはうれしいことではないですが、失敗を糧にするためにも記録しておこうと思います。

人間誰しも自分の過ちを認め、素直に受け止めることは思っているほど簡単なことではありませんよね。株式投資でも自分の過ちを認めなければいけない場面が出てきます、それがロスカット!これが株式投資で最も難しい判断を迫られる場面かもしれません。騰がりそう!どういう経緯でその銘柄を購入したかにもよりますが、騰がると思って購入したのにどんどん値を下げられると正直へこみますよね。

株価が下がってくると、「もうすぐ戻るはず!」「ここまで来たら反発するはず!」「業績が良いから安くなったから買われるはず!」こんな感じで自分の都合のいいように今ポジションを持っていることを何とか正当化させていました。

しかし!決断できないでいると、さらに下げ幅を拡大させてもうどうしようもない状態に。最後にはぶん投げるか、完全に諦めてそのまま放置して塩漬けに・・・

思惑通りに進んでくれないことも多いのが株式投資。市場から退場しないためにも損切はとても大切です。損切上手になっていないことが株式投資で資産を増やせない大きな原因の一つだと思います。

実際に私もまだまだ忠実にロスカットを行うことが出来ていない場面があるので今後徹底していかなければいけません。リベンジの今回はロスカットは買値から5%~10%の範囲にしています。

5%~8%内でロスカットするのが理想ですかね。この点は必ず何パーセント、含み損がいくらになったらとは決めていないので「この範囲内で必ずロスカットする!」とだけ決めています。

以前はロスカットが出来ずに大きな含み損を抱えて、祈るも上がらず更に損失額を膨らませ、最後の最後で絶望とともにロスカットすることを繰り返していましたからね。

これをしていると一向に資金が増えません。実際失った金額を取り戻そうと無謀なチャレンジをしてしまったりといい加減になってしまい、感情をコントロールすることが出来なくなっていましたからね。

潔く機械的にロスカットが出来るようにならないと投資の世界では生き残れない!今回はこれを肝に銘じていきます。

4848フルキャストHDのロスカット例

フルキャストのロスカット

損失額


2020年2月の高値より下で購入し、一時数千円の含み益になったもののその後2723円の頂点をつけて反転、ここから下落開始。5日移動平均線を完全に下にチャートが抜けてから、明らかに値動きが悪くなってしまったのでロスカットしました。

この時点で手放していなければ、チャートを見ての通りその後は更に下落に勢いがついてしまい今年一番の大怪我を免れないところでした。

4348インフォコムのロスカット例

インフォコムのロスカット

損失額


巣ごもり関連銘柄として注目されていたインフォコム。高値を抜けたところで購入するもその後は値動き弱く5日移動平均線を大きく下に割れ、値動き弱そうなのでロスカット。

やはり上昇トレンドだったものが突然大陰線をつけて5日移動平均線を大きく下に割れてしまう様な場面では、利益が乗っている場合には一度利益確定をしたり、損失を確定するロスカットをするのが無難ですかね。

今回入るタイミングが悪すぎました。ここでロスカットしていなかったら、その後もズルズルと値を下げているので更に大きな打撃を食らうところでした。入るタイミング重要です!

4974タカラバイオのロスカット例

タカラバイオのチャート

損失額


新型コロナウイルス関連で注目を浴びるワクチン!ワクチン開発に期待を集める企業として話題になり始めたところ、直近高値を抜けるところでは間に合わず、値が下がってきたところを待ち構えて購入した。ですが次の日、また次の日も値動きは弱く5日移動平均線を下に割れてしまったので手仕舞い。新型コロナウイルスのワクチン関連銘柄の一つなのでまだ今後の動きに注目ですね。

2678 アスクルのロスカット例

アスクルのチャート

損失額


3910円の高値をつけた翌日にエントリーしてみましたが、上昇力感じられずズルズルと値を下げる展開になってしまい、3日連続陰線で5日移動平均線も割ってしまったので嫌気を感じロスカット。どうしてあのポイントで買ってしまったのか!ダメダメですね。

4477 BASEのロスカット例

損失額


ブレイクした後少し値を落としていたところで入ってみるも、底から下げ止まらずロスカット。下げ止まりを確認できる位置で購入していないのがそもそもの間違いでした。9月17日のブレイクポイントで購入するのが正解だったようです。

その時は結局購入しなかったわけですが。ブレイクポイント株価が来たらとりあえず購入してみる、そこから値を下げるようであればロスカットをする。これを試すしかないですよね。

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